熱 中 症:症 状
熱 中 症 : 重 症 化 対 策
✅ できるだけ早く風通しのよい日陰や、冷房が効いている室内などに避難させます。
✅ 原則として水平にしますが、本人が楽な体位にします。
✅ 厚い衣服は脱がせて、体から熱の放散を助けます。
✅ 意識があり、吐き気やおう吐などがなければ、水分補給をさせます。経口補水液、スポーツ飲料か、薄い食塩水などを飲ませます。
✅ 胸や腹の体の表面に水をかけたり、濡れたタオルで顔・首・腕・足など拭いたりして、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。市販のアイスパックなどがあれば、それを首、わきの下、鼠径部(大腿の付け根、股関節部)に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やしたり、また、頬、手のひら、足の裏を冷やすことも有効です。
体の冷却はできるだけ早く行う必要があり、重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
✅ 水分が補給できない、症状に改善が見られない、様子がおかしい、全身のけいれんがあるなど、手当の判断に迷う場合は、直ちに119番通報します。
「熱中症+過換気症候群」がある子どもを多く対応してきました。
なかなか呼吸が落ち着かない時は、水分補給も十分にできないことがあるので、
119番通報も検討しましょう。
✅ 反応(意識)がなく、普段どおりの呼吸がない場合は、一次救命処置(心肺蘇生法、AED使用)の手順により手当を行います。
熱 中 症:対 策 グ ッ ズ
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